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LOGLIKE
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権限管理

メンバーごとの機能アクセス権限の設定と管理

権限管理について

権限管理は、チームの各メンバーがLOGLIKEのどの機能を使えるかを細かく設定する仕組みです。 例えば、「プロジェクトは見ることができるけれど編集はできない」といった具合に、 メンバーの役割に応じて適切なアクセス権限を設定できます。

なぜ権限管理が重要なの?

  • 情報の安全性: 重要な顧客情報や財務データを適切な人だけに制限
  • 操作ミスの防止: 経験の浅いメンバーが重要な設定を誤って変更することを防ぐ
  • 効率的な作業: 必要な機能だけを表示して画面をシンプルに保つ

役割の種類

LOGLIKEでは、メンバーの役割を3つのレベルに分けて管理します。各ロールには基本的なアクセス範囲があり、さらに権限設定によって細かく制御できます:

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管理者(admin)

企業のLOGLIKEシステム全体を管理する役割です。新しいメンバーの招待、権限の設定、 重要な企業情報の管理などを行います。表示制御系の権限は設定に従いますが、 アクセス制御系の権限ではほぼすべての機能を利用できます。

基本的なアクセス範囲: 全機能へのアクセス(表示制御権限は設定に従う)、メンバー管理、権限設定、契約・支払い管理
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一般ユーザー(user)

日常的にプロジェクトやタスクの管理を行う役割です。顧客との連絡や資料作成、 進捗の更新などを担当します。権限設定によって、利用できる機能が細かく制御されます。

デフォルトのアクセス範囲: プロジェクト・タスク管理、顧客情報、ナレッジベース、請求情報(契約設定画面を除く)
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パートナー(partner)

外部の協力会社や業務委託の方など、限られた範囲で参加してもらう役割です。 デフォルトでは自分に割り当てられたタスクのみを表示し、必要最小限の情報にのみアクセス可能です。 権限設定により、アクセス範囲を調整できます。

デフォルトのアクセス範囲: タスク閲覧(自分のタスクのみ表示制限付き)、ナレッジベースアクセス

具体的な権限項目

権限は以下のような具体的な項目で細かく設定できます。実装では、usePermissionsフックと権限設定画面で管理されています:

プロジェクト関連

  • プロジェクト閲覧(project_view): プロジェクト一覧・詳細の閲覧、タスク内でのプロジェクト情報表示
  • プロジェクト管理(project_manage): プロジェクトの新規作成・編集・更新

タスク関連

  • タスク閲覧(task_view): タスク一覧・詳細の閲覧
  • タスク管理(task_manage): タスクの新規作成・編集・削除
  • タスク表示制御(task_view_controls): 自分のタスクのみ表示する制限の制御(パートナー向け)

顧客情報関連

  • 顧客情報閲覧(customer_view): 顧客一覧・詳細の閲覧、タスク内での顧客名表示
  • 顧客情報管理(customer_manage): 顧客の新規作成・編集・更新

ナレッジベース・AI関連

  • ナレッジベースアクセス(knowledge_access): WIKI・ナレッジベースの閲覧
  • ナレッジベース管理(knowledge_manage): WIKIの新規作成・編集・更新
  • AI機能アクセス(ai_access): AI予告通知・分析レポート閲覧

管理機能関連

  • ユーザー管理画面アクセス: メンバーの招待・管理
  • 権限設定閲覧: 権限設定画面での確認・変更
  • 全体設定アクセス: 会社の基本設定の変更
  • 契約設定画面アクセス: サブスクリプション・支払い情報の管理

請求・決済関連

  • 請求情報閲覧(billing_view): 契約・決済情報の閲覧、タスク・プロジェクトの請求情報表示

UI表示制御関連

  • ダッシュボード表示制御(ui_dashboard_controls): ダッシュボード統計・操作ボタン、コメント欄での顧客名・プロジェクト名表示
  • 設定メニュー制御(ui_settings_controls): 設定メニューヘッダー・設定項目の表示
  • カンバンボードアクセス(kanban_access): カンバンボード画面へのアクセス

権限設定の手順

管理者の方は、以下の手順でメンバーの権限を設定できます:

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権限設定画面を開く

サイドメニューの「設定」から「権限設定」をクリックします。 この機能は管理者権限を持つ方のみ利用できます。

2

メンバーと役割を確認

現在のメンバー一覧と、それぞれに設定されている役割(管理者・一般・パートナー)を確認します。

3

権限マトリックスで設定

機能ごと・役割ごとに権限のオン/オフを設定します。 チェックボックスをクリックするだけで簡単に変更できます。

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設定を保存

変更内容を確認して「保存」ボタンをクリックします。 設定はすぐに反映され、対象のメンバーが次回ログイン時から新しい権限で利用できます。

新入社員・研修中のメンバー

✅ できること

  • • プロジェクト・タスクの確認
  • • 自分のタスクの更新
  • • ファイルの確認

❌ できないこと

  • • 新しいプロジェクトの作成
  • • 顧客情報の編集
  • • 重要な設定の変更

チームリーダー・マネージャー

✅ できること

  • • プロジェクト・タスクの作成・編集
  • • 顧客情報の確認・更新
  • • チームの進捗確認
  • • ファイル管理

❌ できないこと

  • • メンバーの招待・削除
  • • 契約・支払い情報の変更
  • • 全社的な設定変更

外部パートナー・協力会社

✅ できること

  • • 自分が担当するタスクの確認・更新
  • • 担当プロジェクトの基本情報確認
  • • 必要なファイルのダウンロード

❌ できないこと

  • • 他の人のタスク確認
  • • 顧客情報の詳細確認
  • • プロジェクトの作成・削除

注意点とベストプラクティス

⚠️ 設定時の注意点

  • 管理者権限: 管理者は最低1名は必ず残してください。全員の権限を下げると管理できなくなります
  • 段階的な変更: 一度に大幅な権限変更をせず、少しずつ調整することをお勧めします
  • 事前説明: 権限を変更する際は、対象のメンバーに事前に説明することが大切です

💡 効果的な運用のコツ

  • 定期的な見直し: メンバーの成長や役職変更に応じて、3ヶ月に1回程度は権限を見直しましょう
  • 最小権限の原則: 必要最小限の権限から始めて、必要に応じて追加する方が安全です
  • 記録の保持: 権限変更の履歴は自動的に記録されますが、変更理由もメモしておくと良いでしょう

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